香港の警察での調書
- 2013年11月27日
- カテゴリ:法律関連のお仕事
昨日、見覚えのないサイン済みの契約書とパスポートがメールで送られてきました。
よく見ますと
・ レターヘッドの法律事務所名が違う
・ 電話番号も違う
・ サインも違う
・ レターヘッドも一部は中国語、一部は英語とちぐはぐ
と、一目で怪しいと思われる書類で、受け取った台湾人(!?)も確認のために連絡してきたのでした。
そのレターヘッドでは、『Cheng Andy Law Firm』となっていましたが、この姓・名前の順は、弁護士協会のHPでの登録だけですので、
おそらく香港弁護士協会のHPで、一人事務所を適当に選んだのかと思われます。
書類偽造と弁護士のふりをするのは犯罪ですので、すぐさま弁護士協会へ報告し、警察で供述調書を作成してもらいました。
担当の警官曰く、結構こうした弁護士のフリをした書類偽造は有るらしいです。
何か損害があったかと聞かれましたが、とりあえず今のところはありませんが、気持ち悪いですね。
しいて言えば、2時間半の誰にもチャージできない弁護士費用でしょうか・・・・・(;´∀`)